女優ヴァネッサ・ハジェンズ(22)がこのほど、髪を大胆にカットしていたことが分かった。『ハイスクール・ミュージカル』の歌の上手な可愛い女子生徒、ガブリエラの面影はもうない。
20日、母ジーナさんとともにカリフォルニア州はサンフェルナンド・バレーにあるVan Nuys DMV(州の車両管理局、ここで運転免許試験も)にやって来たヴァネッサ。全身黒グロとした装いであるが、何と言ってもショートなカーリーヘアに目が行ってしまう。
実はヴァネッサ、新作『Gimme Shelter(原題)』の撮影のために、トレードマークであったロングヘアをバッサリと切ったのだ。彼女はこの作品で、妊娠してしまうホームレスの女の子を、擦り切れたジーンズにボロボロのジャケットという姿で熱演している。
この作品が公開されれば、本人も望んでいた通り “ハイスクール・ミュージカルのあの子” といったイメージからは完全に卒業であろう。そう言えば女優クリステン・スチュワート(21)も、美人だけれど深い陰りのある “トワイライトのベラ” のイメージを打破するために、女性パンク・バンドの伝記映画『ランナウェイズ』 に出演して、ワイルドなショートにしてしまった。
ロングの方が良かった、ショートは似合わないなどファンは色々と言うものだが、そうした批判は一切気にしないというのが今の若手女優の世界。役作りのためなら太ることも脱ぐことも厭わない。ヘタな男優よりよほど気鋭が感じられ、頼もしい限りである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)