“Proud Mary” で有名な女性ソウルシンガーのティナ・ターナー(71)が、故マイケル・ジャクソンの弟でミュージシャンのランディ・ジャクソン(49)に対して発砲し、傷を負わせていたという1980年代のアクシデントがこのほど明らかになった。
かつて彼女に頬を思いきり引っ叩かれた、などという甘ったるい話ではない。片方は命を狙われ、片方はそれで刑務所に入る所だったのだ。“あやうくティナに殺されるところだった。今でもその傷跡が残っているよ” と、ランディ・ジャクソン。
実はこのアクシデントについては、ティナの下で長くアシスタントをしていたエディ・ハンプトン・アルマーニ氏が1998年に出版した回顧録、『The Real T: My 22 Years with Tina Turner』にも記されていた。それにランディの今回の告白の内容を重ね合わせると、このようになる。
ランディの当時のガールフレンドがティナの家に呼ばれるようになり、そこでは女同士何やらHotなことが繰り広げられていると知り、ランディはその現場に半ば怒鳴り込むようにして入ったところ、激怒したティナに銃を向けられた。
だがティナはその件については一切ノーコメント。ランディ側から「殺人未遂」としての刑事告訴もなく、事実関係もハッキリしないとして、あっという間に忘れ去られた。今回ランディがその件に触れたのも、ファンがツイッターで久しぶりにその真実を問い詰めてきたためである。
しかもランディは、大切なフォローを忘れなかった。 “ティナへの恨み、そんなものはもう無いよ。彼女はこの業界にはなくてはならない財産、本当に素晴らしいアーティストだからね。” ティナ・ターナー、ランディに頭が上がらないのでは…!?
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)