7年間連れ添ったジェニファー・ロペスとの離婚を発表して間がない歌手で俳優のマーク・アンソニー。ステージでの豪快かつ完璧なパフォーマンスとは裏腹に実はかなりの落胆ぶりらしく、仕事の合間は完全に引きこもり状態とのことだ。
「この俺が独身だってよ」とマークがステージ上で息巻いてみせたニュースは先日お伝えしたばかりだが、この彼、実はかなり凹んでいるらしい。
スペインのテレビ司会者であるエヴァ・レイさんはこのたび『People』誌の取材に応じ、「彼がステージを降りて去っていくのを見ましたが、誰にも自分に話しかけるすきを与えませんでしたね。楽屋に行くことさえも許可しなかったんですよ。それってきっと、今回の離婚のせいでしょうね」と語った。レイさんはコンサートの前日にマーク本人に会う予定になっていたが、その約束さえも守られなかったそうだ。「一緒に仕事をした人に言わせると、マークはまだ少し動揺していたみたい」と語るレイさんだが、愛してやまなかった妻と別れたばかりのマークが落ち込んでいたとしても無理はないだろう。また別の筋によると、マークはホテルでの食事もすべてルームサービスを利用し引きこもっていたとのことだから、その落ち込みようは我々の想像以上なのかもしれない。
だがいったんショーが始まれば完璧なパフォーマンスを披露するマークは、非常にプロフェッショナルだ。「どんなことがあったってショーは続くのさ」と言うバンドメンバーのマリオ・セバスチャンさんは、「マークはパフォーマーだからね。バンドメンバー達と同じだけ、自信ってやつがあるのさ」と彼の仕事ぶりを称えている。7年もの間妻であったジェニロペとの離婚が決定的になった今、こうして悲しみをこらえてまでマイクを握るマークは、なかなか立派な男である。
名曲 “I Need To Know”で、マークは“Girl, you gotta let me know which way to go”と甘い声で歌っている。今まさしく仕事と私生活のゴタゴタに押しつぶされそうになりながらも、彼は自分の進むべき道を必死に模索しているのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)