かつてバスケットボール選手として世界中のファンを魅了したマッチョマンと言えば、デニス・ロッドマンである。その彼も、なんともう50歳。そのデニスが、どう見てもキャミソールにしか見えない謎のセクシートップを身につけて、公の場に堂々と登場した。
デニス・ロッドマンと言えば、2メートルもの巨体とずば抜けた身体能力を生かしてNBAで大活躍した元バスケットボール選手。映画やドラマにも出演している多才な怪人デニスであるが、このたび何を思ったのか、黒のキャミソールをごっつい上半身にまとい、自身の誕生日と葉巻ラインの発表を祝う席に登場したのだ。キャミの下は使用感たっぷりのブルージーンズ、そして片手には葉巻。かなり怪しいオッチャンと化しているデニスの首には、これまた女性物とおぼしきド派手なネックレスがジャラジャラとかけられていた。ヘタすると警察に連行されるんじゃないかと心配になるほどの、ぶったまげファッションである。1998年に半年で離婚した元妻カルメン・エレクトラも、この元夫の姿を見れば“Oh My God”と驚愕するに違いない。これも彼の「卓越した」ファッションなのだとしたら、ファッションセンスなど要らないと思わずにはいられない。
最近のデニスであるが、なんとRedemption Tourと呼ばれるツアーの準備中なのだとか。イビザやマドリッドでもかなり多くの熱狂的ファンを集めたというデニスはツアーにDJとして参加しているらしいが、音楽ありパフォーマンスありの楽しいステージが期待できる模様。デニス、やはりタダモノではない。このショー、南米では9月1日のコロンビアのショーから始まるそうで、ファンの間ではかなり期待が高まっている。
しかしこのファッションセンスはいかがなものか。顔面や全身のピアスはまだ良い。タトゥーだって彼の肌の一部なのだろう。しかし黒のキャミソールは一体…? Redemption Tourでガッツリ儲けたあかつきには、センスの良いスタイリストを雇ってもらいたいものだ。なにはともあれ、これからも元気でファンキーなデニスでいてほしい。世界中のファンたちは、そう切に願っている。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)