エンターテインメント界から、この世を去った英人気歌手エイミー・ワインハウス(享年27)の早世を偲ぶ追悼の声が相次いでいる。
23日に英ロンドンの自宅で亡くなったエイミー・ワインハウス。ドラッグのオーバードーズとアルコールの過剰摂取などが複合的に相まって、命を落としたのではないかと言われているが、死因は検死が終わるまで「説明出来ず」とされている。
27歳という早すぎる天才歌手の急逝に、彼女を知るエンターテインメント界のセレブから、ツイッターやメディアのインタビューなどを通じ追悼コメントが相次いでいるが、その主なものを紹介したい。
■エルトン・ジョン(64)
「彼女は英国が生み出した最も将来性のあるアーティストの一人だった。」
■マーク・ロンソン(35=ワインハウスの音楽プロデューサー)
「エイミーは私の音楽のソウルメイトで、妹のようだった。私の人生で最も悲しい日の一つだ。」
■ロン・ウッド(64=ローリング・ストーンズのギタリスト)
ウッドはワインハウスが亡くなった週に会っていたと言われているが、「とても良い友人を亡くし、とても悲しい損失だ。」
■ケリー・オズボーン(26)
ワインハウスが亡くなる前の晩に、電話で1時間話したばかりだという「親友」のオズボーンは、「昨夜は全然大丈夫だったのに。どうしてこんなことが起こったのかわからないわ。」と激しい動揺を隠せない。「今は息をすることすら出来ず、激しく泣くばかりよ。たった今ベストフレンドを亡くしたの。エイミー、永遠に愛しているわ。本当のアナタを忘れない!」
■トニー・ベネット(84)
音楽界の重鎮であるベネットは、3月にワインハウスとレコーディングを共にしたばかり。芸能誌への声明文で、「エイミーは多大な才能の持ち主だった。彼女の悲劇的な逝去を知り、深く悲しんでいる。」「彼女と共に歌う機会を持てたのは光栄なこと。彼女が闘っていた依存症の問題を、克服してくれるよう心から願っていたのだが…。」
■ラッセル・ブランド(36)
公式ウェブサイトに「親愛なるエイミーへ」と題した長い手紙を掲載。「依存症に苦しむ誰かを愛している時は、依存症患者そのものから“もうこれで沢山だ”という電話を待つもの。」「でも、“ドラッグはもう止めた”と報告する本人からの電話の代わりに、友人や親戚が“やっぱり遅すぎた”と告げる、悲しいノクターンのチャイムが鳴ることを恐れていた。」
■ケイト・モス(37)
「エイミー・ワインハウス、安らかに眠れ。とてもうろたえているわ。私の心は彼女と共にあります。この世界から彼女のような才能が消えるのを見るのは悲しい。」
■リリー・アレン(26)
「悲しい、を通り越して、何も言うことがないわ。彼女はさまよえる魂だった。どうか安らかに眠って。」
■レディー・ガガ(25)
「アメージングなエイミー・ワインハウス、安らかに眠れ。何て才能のある歌手だったのだろう。」
■リアーナ(23)
ツイッターで「おお神よ、お慈悲を!! もうこんなことはイヤよ!」
■リアン・ライムス(28)
「エイミー・ワインハウスよ安らかに眠れ。これほどの才能が逝き、彼女の人生が悲劇的に終わるのを見るのは悲しいわ。とても悲しい気分。」
■デミ・ロヴァート(18)
「とても悲しい。不幸なことに、「依存症」という実にパワフルな病気によって、信じられないくらい才能のある女性をこの世から亡くしたことになるわ。」
■ジョシュ・グローバン(30)
「ドラッグが、彼女が亡くなるもっとずっと前から、彼女の才能を、彼女の魂を彼女の光を奪った。」
■アッシャー(32)
「エイミー、君を知ることができてハッピーだった。良く休んでくれ。早く逝きすぎだ。君がいなくて寂しくなるよ。」
■リッキー・マーティン(39)
「痛みを感じる。怒りを感じる。ビューティフルガールよ、良く休め。君はもう自由なんだから!」
■ニッキー・ミナージュ(26)
「エイミー・ワインハウスは死んでない、って誰か言ってよ。これって、何かの悪い冗談だよね?」
セレブ達の悲しみのコメントやツイートは、まだまだとどまるところを知らないようだ。ワインハウスの死が与えた音楽界への衝撃は、計り知れないものがある。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)