アンジェリーナ・ジョリーとブラッド・ピットの子供達の中でも、カンボジアからの養子であるマドックス君(9)とベトナムからの養子であるパックス君(7)の2人は、ある虫をスナックとして食べるのがこの上なく好きなのだという。その虫とは…。
アンジーはルイ・ヴィトンの新広告撮影のために出かけたカンボジアで『E!』ネットワークのインタビューに答え、息子のマドックス君とパックス君が、アメリカの子供達が通常好きなクッキーやポテトチップスではなく、ある虫をスナックとして好んでいることを明かした。
「彼らはコオロギを食べるのが大好きで、まるでドリトス(のチップス)であるかのように、沢山食べていたわ。ある時点でコオロギを食べるのを禁じないといけないと思ったくらい。だってあまりにも沢山食べていて、病気になるかもしれないって思ったんだもの。」とアンジー。
「揚げコオロギ」はカンボジアの街角の屋台で日常的に売られているもので、アンジーも「ポテトチップスのようだったわ。」と食感を語っている。アンジー自身も意外と「ゲテモノ食い」に興味があるようで、「現地の人がゴキブリだと言っているものを食べたわ。でもあれはカブト虫だったと思うけど。」とさらり。でもある虫だけはちょっとダメだったようだ。その虫とは、蜘蛛である。「タランチュラの串刺し、スープともいまだにトライしていないわ。表面に生えている毛がちょっとねえ。でも何でも試してみないとね。」
虫を食べる女優と言えば、以前メキシコ出身のサルマ・ハエックが、TVトーク番組に出演し、アリやキリギリス、さらに芋虫を調理してフレーバーを付けて食べるのが最高だ、と語っていた。マドックス君とパックス君にコオロギを勧めたのは、他ならぬアンジー自身だといい、アメリカ人として、またスーパーカップルの息子として何不自由なく暮らす彼らに異文化を理解して欲しいとの「母心」からだったそうだ。しかしどうやらマドックス君とパックス君にとっては、彼らの遺伝子が「故郷の味」を覚えていて、どっぷりとツボにはまった様子。こうなったらアンジー、プライベートシェフにでも頼んで、世界中どこにいる時でも彼らのためにコオロギを特別に揚げてあげたらいかが?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)