デヴィッド・ベッカム選手(36)とヴィクトリア・ベッカム(37)夫妻に待望の女の赤ちゃんが誕生したが、ちょっと変わった名前に名付けられ、大きな話題になっている。
ヴィクトリアは10日午前7時55分、夫妻が住むロサンゼルスで帝王切開により女児を無事出産したばかり。現在は夫デヴィッドと共に「静かなファミリータイムを過ごし、プライベートな時間を楽しんでいます。」と代理人が『People』誌に語った。
ブルックリン君(12)、ロミオ君(8)、クルズ君(6)と男ばかりの子供達に加えて、ようやく待望の女の子を授かった夫妻。これまでの息子達の名前を見ても、一筋縄では行かないものばかり。だから、今度の女の子ももちろんひとひねり効いた名前がつけられるだろうと、誰もが思っていた。
そこで、明らかになった赤ちゃんの名前は、やっぱり一風変わった「ハーパー・セブン(Harper Seven)ちゃん」というもの。「ハーパー」はヴィクトリアがいつも好きだった古い英語の名前で、「セブン」はラッキーナンバーの「7」から取ったというが、ハーパーちゃんの出生に「7」が沢山付いて回っていることにもちなんでいるという。赤ちゃんは7月の日曜日(=1週間の7日目)の午前7時台に、約7ポンド(3459g)の体重で産まれた。それに、「7」は父デヴィッドがプロサッカー選手として名をあげた所属クラブ、英マンチェスター・ユナイテッドでの、またイングランド代表チームでのユニフォームの背番号でもある。
デヴィッドが公式フェイスブックでこの名前を発表すると、6万7千人を超えるファンが「いいね!」をクリック、1万1900件を超えるコメントが寄せられた。「アイラブ・ザ・ネーム!」「グレートなミドルネームね。」という賛辞に加えて、「ちょっと変わった名前じゃない?」「大きくなったらからかわれるのでは?」などという意見も。
一方で、英『デイリー・メール』紙は、近頃ハリウッドでは赤ちゃんに「ハーパー」と名付けるスターが意外と多い、という事実を伝えている。エルヴィス・プレスリーの1人娘のリサ・マリー・プレスリーが産んだ双子の女児の一人、バンド「フーファイターズ」のボーカル兼ギターであるデイヴ・グロールの次女や、ドラマ『90210』女優のティファニー・ティーセンの長女、はたまた俳優ニール・パトリック・ハリスと同性の婚約者との間に先頃養子に迎えられた女の赤ちゃん、などなど。これらのセレブベイビー達のファーストネームは全て「ハーパー」である。
また、ミドルネームの「セブン」については、米90年代の国民的シットコム『となりのサインフェルド(原題:Seinfeld)』に出てくるキャラクターの一人が、子供に「セブン」と名付けようとするというエピソードがあることから、今や大のアメリカびいきであるベッカム夫妻が、同番組のファンなのでは?という憶測まで挙がっている。
英紙『サン』では、ヴィクトリアの出産時、デヴィッドは喜びのあまりうれし泣きした、と報じられている。赤ちゃんは、ヴィクトリアが赤ちゃんの時に生き写しで、夫妻をとても驚かせたという。アイルランド最大のブックメーカー、『Paddy Power』では、早くもハーパーちゃんが将来母のようにシンガーになるオッズに16対1、ファッションデザイナーになるオッズに40対1、父のようにイングランドの女性サッカーチームに入るというオッズに100対1とそれぞれ賭けを発表した。さてハーパー・セブンちゃんの将来はいかに?
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)