エイミー・ワインハウス(27)が、18日にセルビアの首都ベオグラードで開催したコンサートで、酔っ払っていたために観客から大ブーイングを浴びたという情けない話を先にお伝えしていた。彼女はやはり “まだまだ” なのであろう。予定されていたヨーロッパ・ツアーの全日程をキャンセルすることが決まった。
そのセルビアでのコンサートでは、観客のブーイングにひどく不機嫌になったエイミーであったが、酔いが醒めれば「自分のパフォーマンスはお金を支払ってもらう価値もない最低のもの」と言い、ひどく落ち込んでいたという。
その後ギリシャ、トルコ両国でのコンサートが中止となっていたが、エイミーの代理人であるクリス・グッドマン氏は20日、8月15日のルーマニア・ブカレストまで予定されていたヨーロッパ・ツアーの全日程のキャンセルを発表した。
「健康の回復に専念して欲しいというのが、エイミーに関わって来た全ての人の願いです。エイミーも、ファンの皆さんが満足してくれるようないい音楽を聴かせる自信を取り戻すまで、しばらくの間ステージに上がることは出来ないと言っております。」
実はエイミー、このヨーロッパ・ツアーの前にも「Priory Clinic」というロンドンの有名なリハビリ施設に入り、体調を整えていた。恐らく今後またここに逆戻りするのであろう。これまでもリハビリ入所、退所、音楽活動復帰、アルコールと薬でメルトダウン、またリハビリ入りということを幾度となく繰り返してきたが、その都度「今度こそ」という思いであったに違いない。
彼女の考える「自信」とやらを取り戻す日は一体いつになるのであろう。数年にもわたりハンパな音楽活動をダラダラやっているミュージシャンなど、いつの間にか業界から干されてそのまま引退ということもあり得る。厳しい声もいよいよ出ていることをお忘れなく、エイミー。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)