アンジェリーナ・ジョリーの元夫で『イーグル・アイ』、『インフォーマーズ』他多数の作品に出演している性格俳優のビリー・ボブ・ソーントン（55）。彼の娘が「殺人罪」に問われている事件の裁判で、どうやら有罪判決は免れない様子だ。

ちょうど2年前にこちらでもお伝えしていたが、フロリダ州オコイーで2008年10月、ソーントンの長女であるアマンダ・ブラムフィールド（32）は、オリヴィア・ガルシアちゃんという1歳の女の赤ちゃんを友人から一晩預かったものの、その子はベッドから転落して脳挫傷で死亡した。

その後検死により、脳内部の血腫の状況から、転落の推定時刻とアマンダの緊急コールまでに2時間以上の開きがあることが発覚。頭蓋骨には8cmを超す挫傷の痕が見られ、アマンダのプレイペンから落ちたという主張には矛盾があると指摘された。そのためアマンダは、育児放棄および虐待を視野に入れた第一級殺人罪（計画的で凶悪。身勝手な犯行で情状酌量の余地が無い）にあたるとして、2009年5月に起訴されていた。

来月にもその裁判で判決が下されるが、第一級の扱いは何とか退けられたものの、有罪および厳刑が言い渡されることはほぼ間違いないと見られている。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）