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フリービット わずか5分で在宅勤務環境が構築できる「MyVPN インスタントテレワーク」を提供

2011年の震災以降、さまざまなテレワークソリューションが提供されている。
震災による交通網の混乱と電力供給の切迫により、事業継続の重要性が認識されるようになったことによるが、導入の手間を考えると、なかなか踏み切れない企業も多いことであろう。
そんな中、指紋認証付きUSBメモリを挿すだけでネットワーク環境に依存しないVPN環境が利用できる「MyVPN インスタントテレワーク」がフリービットから提供開始された。

「MyVPNインスタントテレワーク」は、社内システムにソフトウェアをインストールするだけで導入が可能で、また、リモートPCからはルータやネットワーク設定も不要で指紋認証付きUSBメモリを挿すだけで利用が可能だ。

ただちにテレワークが実現できる高コストパフォーマンスのサービスとして、電力不足が懸念される今夏の節電対策として早急な対応を必要とする企業ユーザーに最適である。

また、本サービスは、新たなハードウェアを追加することなく、LAN環境にも依存しないリモートアクセス環境を実現している。

そして、指紋認証や暗号化通信も標準機能として備えているので、なりすまし防止や盗聴防止も同時に実現する、利便性と堅牢性を兼ね備えたソリューションである。

価格は、1セットあたり月額1,800円となっている。

万が一、災害時に社員が出社できない場合でも、社外からのアクセスを実現することで、事業継続が可能となる。

導入に関する技術的なハードルが低いので、その分、テレワークに関する社員への教育と訓練に専念することができ、震災だけではなく、新型インフルエンザのパンデミックなどの際にも同様の措置がとれる。

節電に貢献するとともに、通勤時間が長い首都圏住民にとっては、自由に使える時間が増えることになり、ワーク・ライフ・バランスの推進や、産休明けの社員の速やかな仕事復帰などにも役立つこととなるだろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)