writer : techinsight

シャープ AQUOS PHONEなどとの連携が強化された液晶テレビ AQUOS Lシリーズ 4機種発売

シャープは、同社製のスマートフォンAQUOS PHONEやAQUOSブルーレイとワイヤレス連携を強化した液晶テレビ AQUOS Lシリーズ 4機種(60V/52V/46V/40V型)を発売する。
AQUOS PHONEをコンソールとして使い、AQUOSブルーレイのコンテンツを操作してテレビに映すという、ワイヤレス連携操作が可能となる。

本機は、デジタル映像をワイヤレスで共有して視聴できる「スマートファミリンク」機能を搭載。

AQUOSブルーレイで録画したテレビ番組を、連携したAQUOS PHONEの画面上で選択し、直感的な操作で本機の画面に映す、といった新しい視聴スタイルも可能である。

ディスプレイ性能は、映画監督の意図する映像を家庭でも忠実に再現することが求められる3D認定ディスプレイ規格「THX 3D Certified Display Program」を取得している。

3D映像に付きものの二重映り現象であるクロストークを回避するため、新開発の液晶材料や新セル構造を採用することで、高速応答を実現した液晶パネルを搭載。二重映りを大きく低減している。

擬似3D映像処理も可能で、2Dコンテンツの3D変換ができる。往年のSFX映画DVDも迫力の擬似3Dで楽しむことができる。

サウンド機能では、映像と一体感のある音声再現を行う「ARSS」2.1ch4ウェイ8スピーカーシステムを搭載している。

低音処理機構として、2つのウーハーユニットを対向配置することで、本体の余分な振動を低減する「Duo Bass」を採用し、豊かな低音を実現している。

本機は、同社が提供する新ネットサービス「AQUOS City」に対応。

インターネット動画が楽しめるほか、暮らしをサポートする各種のサービスの中から、知りたい情報を素早くキーワードで検索できる。

地上デジタルチューナーを3つ搭載しているので、2番組を同時録画しながら、さらに同時に別の番組を見ることができる。

USBハードディスクを接続してより大量の番組を録画することもできる。

設置は、据え置きのほかに、別売りの壁掛け金具を使って、ルームシアターを構成することもできるのが嬉しいところだ。

発売は、2011年7月15日に予定されている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)