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キングソフト オンラインストレージやAndroid OS端末などと連携できる「KINGSOFT Office 2010 MINIMUM版」を提供

キングソフトは、2GBまで無料で使えるオンラインストレージサービス「KDrive」と連携し、Android OS搭載端末からもファイルを閲覧できるオフィスソフト「KINGSOFT Office 2010 MINIMUM版」を2011年6月17日より販売開始する。

従来、オフィスソフトのデフォルトフォルダは「マイドキュメント」とするのが一般的であったが、オンラインストレージサービス「KDrive」が生成する仮想ドライブをデフォルトフォルダとすることで、他の端末からも参照できるようになる。

「KINGSOFT Office 2010 MINIMUM版」は、総合オフィスソフト「KINGSOFT Office 2010」をインストールメディアやマニュアルが付かないインストールカードのみの簡易版として提供するもので、販売価格は4,280円(税込み)となる。

Microsoft Office(Word、Excel、PowerPoint)との高い互換性を持ち、PDF出力などの機能も備えたコストパフォーマンスの高いオフィスソフトである。

Microsoft Office 2010、2007のファイル形式(.docx、.xlsx、.pptx)にも対応しているので、逐一、従来形式(.doc、.xls、.ppt)に変換してもらわなくても、直接ファイルを開くことができる点が有利である。

「KINGSOFT Office 2010」で作成した文書は「KDrive」のツールバーや「ファイル」メニューから「オンラインストレージKDriveに保存」を選択すると、直接「KDrive」に保存できる。

「KDrive」に保存したオフィス文書をツールバーや「ファイル」メニューから直接、開くこともできる。

また、Microsoft Office 2007以降のユーザーでも「KDriveクライアントソフト」をインストールすれば、メニューの一部としてプラグインされるので、「KDrive」メニューから「KDrive」へ直接、保存ができるようになる。

会社では、「Microsoft Office2010」を使用していて、家庭では「KINGSOFT Office 2010」を使っているユーザーは、会社のパソコンに「KDriveクライアントソフト」をインストールすれば、ソフトの違いを吸収して互いにファイルを交換できる。

対応環境は、Windows2000SP4以降/XP/Vista/7となっており、OSの快適動作推奨環境のリソースで動作する。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)