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キヤノンMJ 両面同時スキャニングや白紙飛ばし機能により作業能率の向上が図られたドキュメントスキャナー「imageFORMULA DR-C125」を発売

キヤノンマーケティングジャパンは、省スペースを実現したデスクトップ向けのドキュメントスキャナー“imageFORMULA(イメージフォーミュラ) DR-C125”を7月上旬に発売する。
排紙が一回りして前面に立てかけられることで、作業の省スペース化を図り、デスクサイドに置いても邪魔にならない機能をはじめ、さまざまな便利機能を搭載した斬新な製品である。

給紙された原稿がUターンして本体前部に収まる新搬送機構「ラウンド・スキャン」により、従来のドキュメントスキャナーで必要だった原稿が排紙されるスペースがなくなり、優れた省スペース性能を実現した。

一度に2枚の原稿が読み込まれた際、リタードローラーに触れた2枚目の原稿をやさしく押さえ、原稿を傷めず分離する機構「ダブらんスキャン」により、重なった原稿を引き離して1枚ずつ搬送する。

これにより、原稿の重送による読み取りエラーを抑止し、スピーディーな連続スキャンを実現する。

名刺サイズからA4判の原稿、白黒やカラー、白紙の混在した原稿などを、給紙トレイにセットしワンプッシュするだけで簡単にスキャンできる。

特に便利なのが、原稿の両面を同時に読み取る「1パス両面スキャン」や「斜行補正」「白紙スキップ」「文字向き検知」などの画像補正機能である。

エコ推進の途上で、両面コピー原稿が大量に作られてきたことにより、それらの電子化に当たっては、表裏の2度スキャンが必要であった。

本製品では、両面原稿をそのまま一度の操作で読み取ることができるため、作業能率が飛躍的に向上する。

また、両面原稿と片面原稿が混在しているときに、「白紙スキップ」機能を使えば、スムースなスキャニングが可能になる。

紙資料の電子化に当たっては、とにかく手間をかけずにサクサク作業できるスキャナーがほしいところだ。

セクション共用のスキャナーだと、開いた時間にしか作業できないが、本製品のようなデスクサイド向けのスキャナーがあれば、ペーパーレス化の推進に大きく寄与するものと期待される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)