スーツに身を包んだオフィスからの、大幅な志望変更だ。ヒラリー・クリントン国務長官のオフィスで働いていた元インターンが、現在はポルノ女優として働いていることを明らかにした。かつて弁護士を目指していた彼女が、AV女優になるに至ったその経緯とは?
「ヒラリー長官が耳にしたら、いい顔はなさらないだろうけど。」
このように語るのはラスベガスのポルノ女優Samantha Kogelmanさん(24)。サミー・スペードの芸名で活動する彼女は、今週の火曜日、『TMZ』のインタビューで、ヒラリー・クリントン国務長官のオフィスでインターンとして働いていたことを明らかにした。
火曜日の朝、サミーがTwitterへ「すごく面白い朝だわ。TMZの記事を見てね。」と投稿。サミーとヒラリー長官が並んで写っている写真と共に報じられた彼女の告白によれば、サミーがクリントン長官のオフィスでインターンとして働いていたのは2006年の夏だったという。
当時、将来は弁護士となり政界に入ることを目指し、コミュニティーカレッジに通う大学生だった彼女は、晩餐会で現在のヒラリー長官と出会ったことをきっかけに、インターンとしてヒラリー長官のオフィスで働くチャンスを得る。ニューヨークのバッファローにあるヒラリー長官のオフィスでは、さまざまなオフィスワークにあたったとしている。
しかし、人生の進路が大幅に狂ったのはコミュニティーカレッジを出てからのこと。不動産法に携わる弁護士事務所でアシスタントとして働き始めたサミーは、そこで金銭上のトラブルに巻き込まれたそうだ。「そこは腐敗した業界で、私はラスベガスに22歳で家を買うことになった。」と語る彼女は、借金を返すお金に困ったことから、ポルノ女優として働くことに決めたという。
今もヒラリー長官のことを尊敬しているというサミーは、「私の両親は裕福ではない。何かを手に入れるには、学校に通うと同時に、つねに働かなければならない。」とも明かし、大きな貧富の差を抱える米国の見えざる一面についても語った。
(TechinsightJapan編集部 クローン中山)