先週10日に腹痛を訴えて食中毒の治療を受け、ステージをキャンセルしていたシンガーのジェニファー・ハドソン（29）が、無事回復しスリムボディでパワフルなステージを行なった。

10日朝にニューヨーク、セントラル・パークで行なわれたABCの朝のニュース・トーク番組『Good Morning America』の生中継でパフォーマンスをした直後に倒れ、食中毒の治療を受けたハドソン。14日、無事回復した彼女は、再びニューヨークに現れ、先週キャンセルしてしまったCBSの朝のトーク番組『The Early Show』収録の屋外ステージを踏んだ。

ステージ上の彼女は黒のマイクロミニスカートに白いスポーツ風トップス、赤いオープントゥのハイヒール姿で、36kg痩せてスレンダーになった長い美脚を披露。特設屋外ステージの前に陣取ったファン達は、新アルバム 『I Remember Me』のナンバーに合わせて踊りながら、ミニコンサートを楽しんだ。リハーサル中には、彼女の息子のデヴィッド・オタンガ・Jr.君（1）もステージ上に応援に現れ、マイクを握って歌を口ずさむ微笑ましい光景があり、ハドソンはパワフルなステージの合間に柔らかい「ママの顔」を見せていた。

アメリカ人は彼女のように無名からコンテスト番組を勝ち抜き、スターダムにのし上がった後、苦難を乗り越えて、大幅減量にも成功するような「サクセスストーリー」が大好き。今後も彼女の人気は続きそうだ。この後は夜のトーク番組『Late Show with David Letterman』の収録に向かい、プロモーションツアーを続けたハドソン。このように忙しくては、近々出版の運びとなる減量本の執筆はいつこなすのか？　やっぱり本人でなく、ゴーストライターが書いている？
（TechinsightJapan編集部 ブローン菜美）