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カリフォルニア州議会上院は3日、レストランなどにおけるスタイロフォーム製*容器の使用禁止法案を21対15で可決した。KTLAニュースが6月3日報じている。
スタイロフォーム製容器のごみ問題による環境破壊は長らく注目されているが、使用禁止法案をめぐっては、数千におよぶ製造企業を脅かすものとして論議が繰り広げられてきた。
法案成立により、レストランや食料品小売店舗では、2016年7月1日からスタイロフォーム製容器が使えなくなる。また、学校での使用禁止は2017年7月1日からとなる。
*スタイロフォームとは、ポリスチレンを主原料にした断熱材で、ダウケミカル社の商品名。ポリスチレン樹脂に発泡剤、添加剤を混合し、押出法によって板状に成形する。発泡スチロールは、原料は同じだが、ビーズ法という違う方法を用いて製造される。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)