この度ニューヨークの、とあるイベントに現れたオノ・ヨーコさん。すでに78歳になったとは思えないほどシャキッとしている。おまけに、いつだって「白か黒か」の人である。性格ではなく、選ぶ服がである。

写真の一番左は今からほぼ2年前のもの、つまり09年6月のヨーコさんである。ロンドン「The Brewery」で開催された “2009 MOJO Honours List” では白いスカーフをアクセントにしていた。だがシルクハットに鼻筋の中央まで下げたサングラスは、誰がナンと言おうと彼女の中ではもうマストなのだ。

そして中央は昨年6月、ファッション誌「Glamour」主催の “Woman Of The Year Awards 2010” でOutstanding Contribution部門に選ばれたヨーコさんである。違いと言えば、ジャケットのチョイスがよりマットになり、高さの違うシルクハットを選んだことくらいであろう。

さらに一番右は今月23日、ニューヨークの「The Museum of Modern Art（ニューヨーク近代美術館）」にて開催された、“The Volkswagen, MoMA ＆ MoMA PS1” という共同祝賀ディナーに出席したヨーコさん。彼女の巨乳につい目が行ってしまうが、サングラスが変わったことには気付いてあげたい。

マニッシュな黒のパンツ・スーツを、恐らく何セットも持っておられるのだろう。だが「あれ、これもどこかで見た覚えが」と毎回思ってしまうのは、彼女が1つのイメージに徹し、そこからハミ出ることをしないためだ。だが私は見逃さない。中央の写真のヨーコさんはアイメイクがグッジョ～ブ！　ちょっとイジれば、歌声同様に実はとても可愛らしい方なのであろう。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）