戦争映画にはもってこいのキャラクターと称される、俳優のトム・サイズモア（46）。彼と同居していた若い女優が3月下旬から行方不明になっており、サイズモアも警察の聞き取り捜査の対象となっていたことが分かった。

『7月4日に生まれて』、『プライベート・ライアン』、『エネミー・オブ・アメリカ』そして『パール・ハーバー』と、常に戦う男のイメージでやって来た彼は、プライベートライフでも気性の荒い所を見せてしまうことで有名。元恋人へのDVやHテープの流出、薬物テストにおいてはニセ・ペニスで検査をクリアしようと小細工し、度々警察、裁判所、刑務所のお世話になっている。

そんな彼に、この度ロス市警の刑事による聞き取り捜査のメスが入った。半年間彼と同居していた25歳のミーガン・レース・レンという女優が、今年3月31日から行方不明となっていると家族から捜索願が出たためだ。

担当のカーマイン・サッソー刑事は、「ミーガンの所在は3月31日の午後3時、LAでもかなり治安の悪いランパート地区で確認されたのが最後です。家族からは、ミーガンは悪い連中との薬物絡みで交遊があったという説明を受けています」と発表し、サイズモアの代理人であるチャールズ・ラゴ氏は、疑り深いメディアの取材に潔白を主張した。

「彼は決して事件の容疑者ではありません。半年間同居していたとは言え、ミーガンは人に紹介されただけの単なる友人でした。彼女が失踪した4日前からサイズモアは撮影の仕事で家を留守にしており、約1週間は仕事先のホテルに滞在したことを警察にも確認してもらいました。家宅捜査にも応じると言いましたが、その必要はないとのことです。」

ただし同居していたにもかかわらず、撮影の仕事から戻った後にピタッとミーガンの姿が見えなくなったことを、不審にも思わなかったというサイズモアの神経も分からない。普段の行いがとにかく悪い男である。聞き取り調査というより、むしろ尋問に近かったのでは？と勘ぐってしまうのは私だけであろうか。
画像および参考：英『デイリー・メール』電子版
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）