出身地である米テキサス州で昨年6月、マリファナ所持の現行犯として逮捕されていた、人気ドラマ『Gossip Girl』のイケメン俳優チェイス・クロフォード（25）。裁判所はこの度、彼に1年間の保護観察処分と地域奉仕活動を言い渡した。

2010年6月4日、テキサス州ダラスから30kmほど北上したプラーノ市の『Ringo’s Pub』というパブの駐車場で、友人と車の中にいたところを職務質問されたチェイス。プラーノ警察署はチェイスのマグショットを公開し、彼が快楽目的で2オンス（約56グラム）以下のマリファナを所持していたと発表した。

州の法律により、最高2000ドル以下の罰金と180日以下の禁固刑に科せられる可能性が指摘されたが、チェイスはこれを拒み、検察側から提案された公判前ダイバージョン・プログラムを選択したいとしていた。これは、軽犯罪の初犯者に限り法的措置を最小限にとどめ、社会復帰のために “前科者” にさせない制度である。ただし、裁判所から命じられる地域奉仕活動や保護観察処分を受け入れることが条件となる。

これを受けてこの度テキサス州の裁判所は、合計24時間の地域奉仕活動と1年間の保護観察処分、およびその期間中は月に1度レポートを提出するようチェイスに命じた。もちろんこの先1年間は、いかなる理由での逮捕や犯罪行為も許されない。

父は医師、母は教師という裕福な家庭に育ち、妹は人気QBと婚約した“ミス・ミズーリ”。そして選んだ大学はカリフォルニア州マリブにある、学費が高いことで有名な名門私立ペパーダイン。お坊ちゃま街道にして俳優という彼は、『Gossip Girl』で大ブレークし、女の子に不自由することのない楽し過ぎる人生を送っていた矢先にマリファナ所持で捕まった。

このヒゲ面マグショットがチェイス・ファンをひどく失望させたことは言うまでもない。残念ながら、成功に満ちた順風満帆な人生を送るヤツを妬んでいる者は多い。本人が魔がさした瞬間に足をすくわれる、チェイスはそれをシッカリと覚えておくべきであろう。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）