こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。
私はどちらかといえば恋愛相談を専門にしていますが、たまに、家相占いや建前の日取り占いなども引き受けることがあります。家相なら鬼門・金神など伝統的なノウハウはありますし、建前の日取りなら三隣亡を避けて、なるべく大安の中でも特に運勢の良い日をご提案します。
さて、家にまつわる私からのアドバイスとしては、家を建てる前に夫婦の気持ちを占ったほうがよいというお話を紹介したいと思います。
私のこれまでの経験上、家を新築したり、購入したり、マンションを買ったりする際に、夫婦の本当の気持ちが一致していることは、甚だ希でして、むしろ気持ちが通じ合わないまま行動を起こすと、家庭を壊すことが多いのです。
妻はとにかく上等な土地に家を建てて、友達を呼んでホームパーティを開くことを夢見ているのに、夫は通勤の都合や親の介護支援の都合で、都心に近い場所にマンションを購入したいと思っているという例は多いです。
よほど年収の高い家以外は、ムリなローンを組むことになりますから、妻はパートで済んでいたものを、フルタイムで働かざるを得なくなったりします。子どもを私立中学に行かせようとすれば、さらに負担は増えます。
家庭内がおろそかになるから、夫婦双方に不満が募るし、生活も切り詰めるからストレスもたまります。ストレスや不満が溜まれば、疲労も溜まり体を壊すことも多いです。
運良く、念願の家を持ったとしても、喜んでいるのは妻だけで、夫も子どもも特に嬉しくないという状態になりがちです。
昔は、「男の甲斐性は家と車」という価値観で夫が頑張っていたものですが、近年は妻が暴走して、夫に無理矢理承諾させるという例も増えてきました。
もちろん、家を買うこと自体に善悪はないのですが、まず第三者を交えて夫婦の本当の気持ちをお互いに確認することをオススメします。
「え、貴方そんな風に考えていたの?」と知ってびっくりする例もあります。
あと、時期の問題もあります。運勢が上昇に向かっている時を見て建てることも大事ですが、子どもの進学の時期や親の介護援助の予想時期なども大事です。
お互いの気持ちを確かめ合うための第三者は、占い師でもよいですし、近年は夫婦カウンセリングや夫婦コーチングというサービスもありますので、利用を考えてみたほうがよいでしょう。
どうぞ皆さま、ステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)