イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】映画『ホーム・アローン』の邸宅、売りに出される。

90年のヒット映画『ホーム・アローン』撮影の舞台となったイリノイ州にある邸宅が、240万ドル(約1億9300万円)で売りに出されたことがわかった。

『ホーム・アローン』は、ご存知のように俳優マコーレー・カルキン(30)の子役時代の出世作。家族旅行から家に取り残された少年が、一人で泥棒を撃退して行く内容が人気を集めたが、その舞台となったあの邸宅が売りに出されるという。

米イリノイ州のシカゴ郊外のウィネトカという小さな街にある一軒家は、1920年代に建てられたコロニアル・ジョージアン様式。売り出し広告には「クラシックな邸宅は時を越えて、家族との暮らしをインスパイアし続けます。」とある。赤れんが造りで、部屋数は14。4つのベッドルームに3つの浴室、大理石の暖炉、そしてカルキン君演じる「ケビン」が家に取り残されるきっかけを作った、あの「屋根裏のベッドルーム」などを備えていて、総面積4250平方フィートの大豪邸だ。不動産エージェントは「まるで一つの登場人物であるかのように、映画で主役を演じた家は非常に少ないと言えるでしょう。」と語る。

邸宅のオーナーのジョン・アベンドシエンさんと妻のシンディさんは、「20年以上にわたってわれわれ家族にとって“我が家”だった家で、娘を育てるのには完璧のロケーションだった。」とメディアに語った。邸宅は映画が公開される2年前に夫妻が購入したが、映画がヒットしてからは、ファンの見学が絶えない人気のスポットとなっていた。ただし、夫妻は「自宅が注目を浴びるのを嫌って」売りに出すのではなく、娘が成長して巣立って行ったため、夫婦二人だけの暮らしをダウンサイズしたかった、と売却理由を説明している。

物件は、事前に購入資格を満たしたバイヤーに限って下見が出来るそうで、残念ながら買う資格もない「ヤジ馬」が見に行くことは出来ないらしい。しかし不動産エージェントが、物件の「オンラインプレスリリース」として、自ら案内役を演じたユーチューブを公開しているので、興味のある方はご覧あれ。

「ホーム・アローンの家」物件紹介ビデオ=http://www.youtube.com/watch?v=wnwafUMZ8fE
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)