イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】パリス・ヒルトン、ホームレス女性にリンジー・ローハンと間違えられ「私はリンジーじゃないから盗まない。」とジャブ。

パリス・ヒルトン(30)が自身のリアリティーTV番組の中で、ネックレス窃盗事件で世間を騒がせているリンジー・ローハン(24)のことをあざけるようなコメントをし、波紋を呼んだ。

パリスはOxygenチャンネルで来月放送開始予定の新番組『The World According to Paris』の収録で、ロサンゼルスのホームレスシェルターを訪れたが、その際にちょっとしたハプニングがあったことを芸能サイト『TMZ』が伝えた。

シェルターで食事を配るボランティアをしていたパリスに、一人のホームレス黒人女性が近づき彼女の黒い菱形イヤリングに目を留めた。その女性は「そのイヤリング、もらってもいいかしら?」と臆せずにパリスにリクエスト。するとパリスは気前よくイヤリングを外し、その女性につけてあげた。

ここまでなら「良い話」で終わったものを、その女性は「イヤリングは故郷のオクラホマに帰ったら、妹へのプレゼントにするわ。そして、“リンジー”にもらったものだって、自慢するの。」とパリスに話した。女性は明らかに目の前のパリスをリンジー・ローハンと取り違えていたのだ。女性はさらに「あなたは今リハビリをやっているはずよね?」とパリスに質問。するとパリスは苦笑しながら「私はリンジーじゃないわ。」と告げる。そこで、よせばいいのにパリスがナレーションで「もし私がリンジーなら、ここでイヤリングをあげるのではなく、盗んでいるはずよね。」と追加の状況説明を入れたのだ。

1月に2500ドル相当のネックレスを万引きしたことで、宝石店から訴えられ、すったもんだの法廷劇の末、軽犯罪で有罪。4か月の収監と480時間の社会奉仕活動を命じられたリンジー。パリスの今回の「仕打ち」はもちろん本人の耳にも入り、怒っているという。「パリスは意地悪。人の人生のシリアスな出来事について、ばかにしたジョークを言うべきではないわ。」と友人に告げたそうだ。

これを受けて、パリスはリンジーに『TMZ』を通して謝罪。「リンジーに対するコメントのことは謝るわ。冗談のつもりだったけど、心ない不必要なジョークだった。リンジーに直接会って自分から謝るつもりよ。」と話したとか。

パリスとリンジーの二人は、以前友人関係にあったものの06年以降仲違いしていた。そのきっかけの一つは、リンジーが当時、パリスの恋人だったギリシャ海運王の御曹司スタヴロス・ニアルコスさんに「急接近」したことで、パリスが気分を害したこと。その後パリスは「報復」のためパパラッチ達を前に、友人のブランドン・デイヴィスさんにリンジーをあざけるコメントを連発させ、その傍らでくすくす笑い。そのビデオが公開され二人の仲違いは決定的なものになった。

パリスとリンジー、とどのつまり「似た者同士」なのだから、仲違いもほどほどにしてほしいものだ。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)