よりによって、女優のケイティ・ホームズ（32）がドラッグ中毒なんてアリ？　そのように書いた米芸能誌『Star』に対し、彼女は法的措置に訴え出る構えを見せた。だがこの度同誌はホームズに正式に謝罪し、裁判沙汰となることを避けた。

弁護士の家庭で育ち、カトリック系お嬢様スクールで学んだケイティ・ホームズ。現在は女優業の傍ら俳優トム・クルーズを妻として支え、娘スリちゃん（5）を育てるのに一生懸命。そんなホームズがドラッグに溺れる時間などあるものか。

だが同誌は “忙しいからこそ魔がさすというもの。彼女のストレスは、意外な事実によりトムから離れられないことにある” などと書いていた。ホームズはこれに対し、精神的苦痛と名誉棄損を理由に5000万ドルの損害賠償を求め、同誌を訴えることにした。

同誌は27日、ホームズに対して「あなたがドラッグを使用した、あるいは依存症でその克服の治療を受けたなどとは一切書いていません。ただし誤解を与えるような内容でした」として謝罪。裁判で敗訴となれば支払うことになる賠償金相当額を、ホームズの指示する慈善事業に彼女の名で寄付すると約束した。

ホームズも、米国のメディアがすんなりと自分側の非を認めた上に、自分の名で世の中に貢献出来るとあって嬉しい様子だ。「法廷に持ち込まれる前に、このような円満な形で和解に至ったことに満足しています」と話している。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）