ローンの返済と納税に滞りを見せ、資産を次々と売却するよう求められている俳優のニコラス・ケイジ(47)。彼がロードアイランド州ミドルタウンに所有していた豪邸がついに売れた。しかしケイジの目論見とは裏腹に、なんと8億円の大損を出してしまった。
全米の高級住宅地に豪邸を所有し、数々の骨董品を保有。ハーバーにはヨットを浮かべ、ガレージには超高級スポーツカーとビンテージ・カー。城に島、ジェット機だって持っている。この歴史の古そうな豪邸も、ほんの投資のつもりでケイジが2005年に1570万ドルで購入した物件だ。
だが07年からケイジは滞納やローンの返済が滞るようになり、08年に彼はこの物件の売却を決めた。大西洋が望め、もちろんプールやテニスコートもある約27エーカーの土地に、“Gray Craig” と呼ばれる約2万5000平方フィートのアンティークなブリック造りの豪邸。ベッドルームはフルで10、ハーフで3もある。1590万ドルとそれは強気の売値であった。
しかしさっぱり買い手は付かず、昨年末には約半分の775万ドルに下げたがそれでもダメ。この度それが620万ドルに値切られて、ようやく売却に成功した。とは言え950万ドル(日本円にして7億9500万円)の不動産売却損を出したわけだ。彼の頭髪がまた少し後退してしまいそうな話である。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)