イタすぎるセレブ達

writer : tinsight-yokote2

【イタすぎるセレブ達・番外編】UNHGR親善大使アンジェリーナ・ジョリーがチュニジア難民キャンプ訪問、リビア入りは断念。

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使であるアンジェリーナ・ジョリー(35)が5日、チュニジアの難民キャンプを訪問した。危険を承知で紛争地域に入って行くことで知られているアンジーだが、さすがに空爆が続く隣国リビアへの入国は叶わなかった。

2度目となるアフガニスタンの難民キャンプ訪問(写真)を3月に実現させ、UNHCRのホームページにリポートを寄せたアンジー。2002年の移行政権発足を機に人民はイランやパキスタンから戻ってきたが、いまだにその20%に相当する550万人が、職や住まいを持たない難民であると伝えている。

その時から、政情不安が強まっていたリビア入りを希望していたと言われるアンジー。一旦米国の家族の元に戻ったものの、今月3日に再びロサンジェルス国際空港を飛び立ち、民主化への動きの発端となったチュニジアへ。5日には、同国が用意したリビア人難民のためのキャンプを訪れた。

現在リビアでは、最高指導者カダフィ大佐率いる政府軍と反体制派組織の間で紛争が激化。米英やフランスなどの多国籍軍による誤爆も判明し、情勢は悪化の一途をたどっている。約44万のリビア人が国を離れ、チュニジアをはじめとする北アフリカの国々に避難中だ。

そのような状況下では、当然ながらアンジーのリビア入りは却下。予定の半分がキャンセルになったも同然だとして、アンジーは苛立ちを隠せずにいるという。一部には、リビア入りに備えて彼女と側近は大変プライベートな銃や弾丸を多数準備していたという話もあるが、UNHCRはそうした報告は受けていないと否定している。
画像および参考:http://www.unhcr.org/pages/49c3646c25d.html
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)