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富士フイルム シーンに合わせて49パターンの画質設定が自動で行えるデジタルカメラ「FinePix Z900EXR」発売

富士フイルムは、同時に2本の指で操作可能なマルチタッチ操作に対応した3.5型ワイド・タッチパネルを採用し、よりスムーズで直感的な操作性を実現したデジタルカメラ「FinePix Z900EXR」を発売する。

「FinePix Z900EXR」に搭載した3.5型ワイド・タッチパネルは、直感的に操作できるマルチタッチ操作に対応し、画面にタッチした2本の指を広げたり狭めたりすることで再生画像を拡大・縮小表示することができる。

さらに、画面にタッチするだけで、ピント合わせやそのシーンに最適な画質設定を行い、自動でシャッターを切る「タッチEXRオート」を搭載。画面に触れるだけの簡単操作でどんなシーンもキレイに撮影できる。

この他、見たい写真をすぐに探せる機能として好評の「2画面サクサク再生」や、ページをめくるようなアニメーション表現でコマ送り再生ができる新しいインターフェース採用により、カメラを快適に楽しく使うことができる。

1600万画素の「EXR CMOSセンサー」と、画像処理エンジン「EXRプロセッサー」を採用し、49パターンの画質設定からカメラが最適な設定を自動で選択する「プレミアムEXR AUTO」を搭載。快適なタッチ操作でどんなシーンも高画質に撮影できる。

「プレミアムEXR AUTO」は、まず、色や明るさなどの情報をもとに、夕焼け・青空・緑・ビーチ・スノーなどのシーンを認識。

次に、人物の有無や逆光かどうかを判断して撮影条件を最適化する。その上で、「EXR CMOSセンサー」がシーンに最適な撮像方式(高感度・低ノイズ優先/ダイナミックレンジ優先/高解像度優先)に自動で切り替える。

例えば “ビーチ×人物逆光×ダイナミックレンジ”や“夜景×人物×高感度・低ノイズ”など、その組み合わせは49パターンにもなり、あらゆるシーンを最高の画質で捉えることができる。

色情報も細かく認識するため、夕焼けの赤色や青空の青色、木々の緑色などを鮮やかに記録する。従来より明るさが40%アップした、ノイズの少ないきれいなフルHD(1920×1080ピクセル)動画撮影も可能である。

カラーバリエーションは、レッド・ピンク・ホワイト・ブルー・シルバーの5色から選ぶことができる。

発売予定日は、2011年4月16日となっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)