イタすぎるセレブ達

writer : techinsight

【イタすぎるセレブ達】エルトン・ジョン、生後4か月の息子のために母乳をフェデックスで取り寄せる。

エルトン・ジョン(64)が、同性婚の“夫”であるデヴィッド・ファーニッシュ氏(48)の間に、代理母出産でもうけた息子ザカリー・ジャクソン・レヴォンくんのために、母乳をフェデックスで「お取り寄せ」していると語った。

ザカリー君は生後4か月の赤ちゃん。二人の父、エルトンとデヴィッド氏の愛情をたっぷり受けてすくすくと育っている。エルトンが「ミルクは母乳がベスト」という理論を信じているため、ザカリー君の生物学的母である代理母に母乳を提供してもらっていることを、米ABCのニュース番組『20/20』で語った。

では、代理母の母乳が足りなくなったらどうしているのか? 「私たちは彼女が住んでいるところから、母乳をフェデックスで宅配してもらっているんだ。」とエルトン。母乳の宅配とは、配達するフェデックス側にとっても、これまであまり聞いたことがない「荷物」に違いない。

しかし男性二人ではどうにでもならない母乳以外は、二人は手厚くザカリー君の育児を手がけており、見事に「イクメン」と化しているようだ。

エルトンは「ひとりだけナニーを雇っているけど、あとは自分たちで“ハンズオン”でやっているよ。」と語っている。セレブの赤ちゃんによくある「数百万ドルをかけたナーサリー」や、「複数のナニー」「離乳食を作る特別シェフ」などは存在しない。「自分たちでオムツを替え、お風呂に入れ、ミルクをあげて夜には絵本を読んであげるんだ。」とエルトンは近頃の「イクメンライフ」について、明らかにした。

「親が子供に対して行う最悪のことで、人々がよく行ってしまいがちなのは、何から何まで与えてしまうこと。」とエルトン。「有名人の子供でいることは難しいことで、それによって陥りやすい罠に、僕たちはよく気がついているよ。」

またパートナーのデヴィッド氏も、ザカリー君にはセレブの子供だからといって浮ついた暮らしを送らず、足を地につけて生きてほしいと願っているようだ。「エルトンも自分も、キャリアの面では全てを成し遂げたし、自分たちの意思と野心を持ってさらなる教育も受けた。だからザカリーにも、自分たちと同じ様に生きていってもらいたい。」と語った。二人が「よきパパ」であることが、伝わってくるコメントである。
(TechinsightJapan編集部 ブローン菜美)