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最も幸せだと考えられている州で自殺率が高い傾向にあることがこのほどの調べで分かった。WebMDが4月22日報じている。
130万人の米国人を対象に幸福感を計測した調査、ビヘービア・レスポンス・ファクター・サーベランスのデータを基に、英国と米国の調査グループが導き出した結果によると、幸福度と自殺率との間に関連性が認められ、多少の例外はあるものの、幸福度の強い州ほど自殺率が高くなっているという。
例えば、幸福度ランク1位のユタ州の自殺率は9位で、ハワイ州は幸福度では2位に位置するが、自殺率は5位といずれも上位。一方、幸福度47位と低いニュージャージー州では自殺率も47位と低い。また、幸福度45位のニューヨーク州の自殺率は全米で最低だったという。
この関連性についてのはっきりした理由は示されていないが、「人の幸福感は経済的な立場や周囲の環境と繋がっており、平均より収入が多く豊かな暮らしを実現している人が裕福な人に囲まれて暮らしている場合に不幸感を感じるのではないか」と分析者は指摘している。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)