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カリフォルニア州立工科技術大学サンルイオビスポ校で飼われている乳牛から、微量の放射性物質が検出されていることがこのほど明らかになった。KTLAニュースが4月1日伝えている。
カリフォルニア州保健局の話によると、放射性物質が検出されたのは、同校農業学部の授業の一環として飼われている乳牛で、福島原発事故による放射能漏れが発生して以来、毎週、放射性物質の検査を行っている。
米食品医薬品局(FDA)は、検出された量は健康被害の恐れがあるとFDAが設定した基準値よりも低いものであることから、直ちに警戒する必要はないとしている。ただ、連邦機関は今後も全米の飲料水および乳牛などの検査を続けていく意向を示した。
米国では現在、日本からの乳製品の輸入を停止している。
(TechinsightJapan編集部 あきながまさこ)