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スマートフォンの利点は「PC用Web閲覧とメールができる」が7割 電創堂リサーチ

ここ数年で進攻著しいスマートフォンについて、電創堂は、「スマートフォンのWebサイト利用に関する調査」をインターネットアンケートで実施した。

携帯電話の各キャリアから次々に新しいスマートフォンが登場し、スマートフォン利用者もうなぎ登りに増加している。

このスマートフォン移行時期に、「ユーザーはどのようにスマートフォンを活用しているのか?」を、スマートフォンの特徴であるパソコン同様のインターネット環境にスポットをあて、アンケート調査を実施した。

スマートフォンを購入したきっかけは、「PCサイトが閲覧できる(38.7%)」、「PCメールが使える(36.1%)」との回答が多く、PCのインターネット環境を携帯のように手軽に持ち運びができることが評価されている。

いわゆるガラケーを使っていると、PCメールとケータイメールはそれぞれ分けて管理しなければならないが、スマートフォンでは友人へ知らせるメールアドレスとして、PCとスマートフォンで同期も可能なGmailをはじめとして、PC用のメールに統合することができる。

また、Web閲覧も横向きフルブラウザが使えることで、操作性が高まり、これまでのようにカフェなどでのネットブラウジングのために、わざわざネットブックを持ち歩く必要性は低くなった。

その他の理由としては、「アプリケーションが豊富(31.9%)」、「機能が豊富(30.3%)」、「タッチパネルが使いやすい(21.8%)」と続いている。

スマートフォンを利用して不満を感じる点は、「バッテリーの消費が早い・容量が少ない(56.3%)」が半数以上を占めて、最も多い。

次いで、「文字が入力しにくい(30.3%)」、「通信費用が高い(25.2%)」となっている。

また、スマートフォンへの要望としても「バッテリー持続時間の増加(57.1%)」が半数を超えており、バッテリー問題は切実な悩みであるのがうかがえる。

要望として次に多かったのは「Flashへの対応(37.0%)」、「便利なアプリケーションの増加(31.9%)」、「ワンセグ機能(31.1%)」となった。

スマートフォンでの閲覧に最適化して欲しいサイトには、「お天気情報サイト(25.2%)」が最も多く挙げられていた。

現在よく見られているサイトは、「地図情報サイト(47.9%)」、「お天気情報サイト(44.5%)」、「乗り換え・道案内サイト(43.7%)」となっており、外出時によく利用されているようである。

これに対して、商品情報など、「いつ・どこで」見ても問題ない情報サイトについては、スマートフォンではあまり閲覧されないようである。

スマートフォンをよく利用するのは、「自宅にいる時(28.6%)」で3割近くになっている。

これは、その分だけPCの前にいる時間が少なくなったということでもあり、今後の端末利用におけるPCとスマートフォンの棲み分け方に影響を与えることとなろう。

次いで多いのが「通勤・通学以外の電車等での移動時(20.2%)」、「待ち合わせで待っている時(11.8%)」という結果になった。

「ポータブルオーディオプレーヤー(35.3%)」、「ゲーム(28.6%)」などの機能をよく使う人は少なく、現在の利用の仕方は「通常の携帯電話+ネット検索」であることがうかがえる。

今後は、これまで約10年間にわたってガラケーで発展してきたケータイ文化を、どれだけ継承するか、あるいは次世代技術への展望によりあえて継承しないかについて、各メーカーの判断が分かれることになりそうだ。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)