パーソナルメディアは、日本の縦書き書籍に対応し、スムーズなページめくりが可能なiPad用PDFリーダーアプリ「Smooth Reader」を発表した。

iPad上では、すでにいろいろなPDFリーダーアプリを利用できるが、紙の本を読む時と同じような自然な動作や使い心地の実現という意味では、必ずしも十分とはいえない。

特に最近では、紙の本を裁断しスキャナーで読み取って電子書籍化する“自炊”ユーザーが増えてきたが、ファイル容量の増大により、ページめくりなどの応答性や操作性が落ちる場合がある。

このような状況において、基本操作の高速性を重視してパーソナルメディアが開発したPDFリーダーが「Smooth Reader」である。

「Smooth Reader」では、ページをめくるといった基本操作の高速性や応答性を高め、あたかも紙をめくっているかのような操作感を実現することを目指した。

本棚形式で書籍PDFを一覧表示できるので、自分の書斎にいるように好きな本を開いて読むことができる。

また、縦書き文書への対応はもちろん、リンクからのジャンプと元のページに戻る機能、見開き2ページ表示、しおりなどの基本機能が充実している。

2011年3月23日よりApp Storeにて450円(税込)で販売が開始されている。
（TechinsightJapan編集部　真田裕一）