全米市民がテレビに釘付けとなる、年に一度の超スーパー・イベント『NFL Super Bowl』。そこでアメリカ合衆国の国歌 “星条旗” を独唱するというのは、歌手にとっては栄光の極みである。今年はグラミー賞受賞歌手のクリスティーナ・アギレラ(30)が、その大舞台に立ったのだが…。
NFLの今季の優勝決定戦である『第45回Super Bowl』が6日、テキサス州アーリントンのダラス・カウボーイズ・スタジアムで開催され、NFCの優勝チーム「グリーンベイ・パッカーズ」が、AFCの優勝チーム「ピッツバーグ・スティーラーズ」を31-25で下した。
試合前には、「7歳の時から “星条旗(The Star-Spangled Banner)” は得意でよく歌って来たのよ。でもスーパーボウルの大舞台で歌うのはやはり格別な気分ね。長年の夢が叶ったわ」と語り、拍手を浴びて大張り切りで登場したアギレラ。こぶしとパンチを効かせたお得意の歌い方で、いきなりの熱唱となった。
しかし15秒もすると、彼女の中で何かが狂ったようだ。 “O’er the ramparts we watched were so gallantly streaming” と歌うべき所を、アギレラは “what so proudly we watched at the twilight’s last gleaming” と歌ってしまったのだ。
アギレラの独唱は、エア・フォースの戦闘機4機がスタジアム上空を低空飛行でカッ飛ばして終わりとなったが、負けたスティーラーズのファンらは試合後、「あんな後味の悪い国歌を聴かされたからオカシクなったんだ」とカンカンである。
YouTubeでもその様子が公開されているので、こちらからどうぞ。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)