先月23日、国境警備官がかくまっていた不法滞在者がメキシコのティフアナとの国境にあるカリフォルニア州のサンイシドロの検問所に出頭し、逮捕されていたことがわかった。連邦捜査局（FBI）が24日、明らかにしている。

今回逮捕されたマルコス・マンザノシニア容疑者は、マリファナ所持で強制送還を命じられ、国境警備官である息子の家に潜伏し、その後行方不明になっていた。マンザノシニア容疑者は少なくとも1年間息子の家に不法滞在していたものとみられ、国境警備官でマンザノシニア容疑者の息子のマルコス・マンザノジュニア容疑者も、今月はじめに父親を含めた不法移民を自宅にかくまっていた疑いで逮捕、起訴されている。

不法滞在者の多いアメリカ。父親をかくまいたい気持ちはわからないでもないが、やはり不法滞在はよくない。
（TechinsightJapan編集部　CHIKAKO）