ロサンゼルス国際空港に着陸態勢に入った航空機のパイロットの目に強力なレーザー光線をあてたとして8日、14歳の少年が逮捕された。パイロットなどに被害はなかった。ロサンゼルス・タイムズ紙が2月9日伝えている。

午後8時頃、レーザー光線を照射されたボーイング737のパイロットが光線の発射地点を特定し、ロサンゼルス市警察に通報した。

同市警のヘリコプターが直ちに通報されたサウスロサンゼルスにある住所に向かったところ、飛行中のヘリコプターへ少年が光線を照射してきたという。少年はその場で拘束された。

少年が持っていたレーザーのタイプは確認されていないが、かなり強力な光線が照射できるものとみられる。ロサンゼルス国際空港はレーザー照射のトラブルが全米で一番多いという。
（TechinsightJapan編集部　あきながまさこ）