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音の聞こえる方向を数値化して立体音響を実現する3Dサウンドスピーカー「PSP-3DBAR」(デジ奏゛)発売 プリンストンテクノロジー

プリンストンテクノロジーは、3Dサウンドスピーカー「PSP-3DBAR」(デジ奏゛)を発売する。
PCからのUSB直接接続による出力とオーディオ端子からの出力に対応しているので、PC用のメインスピーカーとしても使うことができる。

本製品は、4つのスピーカードライバと2つのサブウーファーをフロントのスピーカユニットに搭載した3Dサウンドスピーカーである。

音源が鼓膜に到達するまでの「歪み方」を数値化し応用した、Trident社のmelod Audio Processing技術により、フロントスピーカーのみで効果的に3Dサウンドの再生を実現した。

音源から発せられて「空間」→「頭部」→「耳」を経由し「鼓膜」に到達する音は、自身の頭部や耳によって歪まされる。

音の方向や角度などによってこの「歪み方」が異なり、人間は、その違いによって音の聴こえる方向を判断することができる。

この原理により、従来のフロントスピーカーでは再現が難しかった立体的な音の広がりをリアルに表現する。

また、4つのサウンドモード(ステレオモード/3D+BASSモード/BASSモード/Nightモード)から、シーンに合わせて最適な音質を選択することが可能である。

3.5mmステレオミニジャック以外にUSB音声入力ポートを搭載しているので、液晶テレビだけでなく直接パソコンからデジタル音声信号を入力し、3D音声を再現することもできる。

大型の液晶テレビやパソコンの液晶ディスプレイの下のスペースに設置可能なスリムなデザインを採用し、煩わしい配線も不要なので手軽に設置・接続することが可能である。

音量やサウンドモードの選択などが可能な、便利な小型リモコンが付属している。

価格は24,800円となっており、2011年2月上旬より出荷が開始される。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)