こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。
私は今は電話占いはやっていないのですが、女性からの電話相談のかなりの部分は質問とか会話よりも先に、まず「トーク」であることが多いです。実は私はこれがかなり苦手でした。というのも、いわゆる「女子トーク」のペースの速さについていくことが難しいからです。今回は、会話が成立してもトークが成立しない男女の話を書きたいと思います。
女性にとって「女子トーク」はすでに日常のことなので、いまさら説明するまでもないでしょうが、男性のために説明しますと、数名で一斉にソレッとばかりに「自分が話す」ことが大事で、相手の話を聞く必要がないことが特徴です。
とはいっても、全く聞いていないわけではなくて、ポイントだけは押さえているのですが、その話が論理的にどうかとか、世間的に見てどうかというのはあまり重視されません。
恋人同士で、女性が男性にこれをはじめると、「会話とは意見を言うこと」だと考えている男性がかなり負担になります。
もちろん、男性の中にはこの「女子トーク」に付き合える人もいるのですが、概してそういう人は、”おしゃべり男”と呼ばれることになって、同性からも異性からも評価が下がります。
どうやっても、この女子トークに男性が入りこむのはムリがありますので、「女子トークは女性だけの世界」だということを女性のほうで自覚して、恋人同士ではほどほどにしておくほうがよいでしょう。
ところで、「男子トーク」というのはないのかと思われますが、機会は少ないですが、一応あります。
それは女性とは反対に、一切の感情を込めないで言語の意味だけで物を言うトークです。
たとえば、「俺、○○ちゃんのこと好きになるかも」と言った場合、気持ちは一切こもっておらず、単にそう言っておけば波風が立たないから言っているだけのことなのですが、この男子トークをけっこう真に受ける女性は多いです。
社交辞令で言っていることが女性も知ってはいるものの、口に出している以上は、少しは気にかけてくれているかもしれないと思いがちですが、男性にとっては、その人のことを一切気にかけていなくても、「好きになるかも」ぐらいは言えます。
こうして見ると、男性にとっても女性にとっても「トーク」というのは鬼門になりがちですので、恋人や異性の友人間では、お互いに堅苦しくならない程度の会話術を考えておくほうがよいでしょう。
どうぞ皆さまステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)