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メキシコの国境で、密輸や密入国を取り締まるシステムである通称「バーチャルフェンス」の構想が、今月14日打ち切りになった。技術上の問題や費用の超過、日程の遅れなどがその理由だという。
バーチャルフェンス構想は、航空機大手のボーイングが請け負っていたもので、レーザー装置やセンサータワーを組み合わせたハイテク監視システム。メキシコ国境付近での密輸や密入国を取り締まるシステムとして2005年から進められ、10億ドルの資金をかけてアリゾナ州の2箇所に導入されたが、約3200キロの国境のわずか85キロしかカバーされなかった。
バーチャルフェンスに代わるものとして、それぞれの地域に合わせてすばやく広範囲に導入でき、費用と効果のバランスが取れるシステムが必要だとされ、移動式の監視システムや無人偵察機、熱画像装置、タワーからのビデオ監視を使う案が考えられている。
現在アメリカ政府は国境対策に力を入れており、現金や麻薬、武器の押収量増加や不法入国抑止などの成果を挙げているという。
(TechinsightJapan編集部 CHIKAKO)