アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップという、ハリウッドの二大スターの共演が話題になっている最新作『ツーリスト』のプレミア上映会が、14日に独ベルリンで開催された。二人は揃ってカメラマンに微笑んだが…。

欧州での撮影が多かったこともあってか、米国ではこの10日に公開となったが評価は予想より少し低め。だが「ゴールデン・グローブ」の複数の賞へのノミネートも決まり、主演のアンジーもようやくご機嫌になってきた。

この『ツーリスト』、やはりアンジーとジョニデの豪華共演が見ものである。だが14日、ベルリン・プレミアでのレッドカーペットはこの通り。アンジーが笑って何やら話しかけるも、ジョニデの反応は硬い。

パートナーのヴァネッサ・パラディの心証を害することがないよう、ジョニデが敏感になっていると言われて来たこの作品だが、案の定彼はアンジーの体には指一本触れず、手を前で組んだまま。ツーショット撮影はこれでサッと終了した。

普通このような状況では、男優が女優の背に腕を回し、腰や上腕に手をそっと添えるものである。共演男優キラーで通って来たアンジーは今、経験したことのない物足りなさを味わっているはずだ。ジョニデの生真面目さが何とも微笑ましい。
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）