盗まれた車が27年ぶりに見つかり、持ち主のもとに返されたという。KTLAニュースが12月9日伝えている。

アパートの外に停めていたロバート・アンドリューさんの愛車、シボレーの1973年型カマロが盗まれたのは1983年7月31日のこと。アンドリューさんは当時22歳だった。それ以来、発見されたという知らせは届かなかった。

だが、先月、一人の男性がDMV（車両関連を扱う部局）に購入した車の車両登録に現れた。職員が書類一式を調べたところ、盗難届が出ていることが判明、警察に通報した。その男性の話によると、この車はロサンゼルスに住む女性から手に入れたとのこと。女性は裏庭に10年以上も放置していたと告げたという。捜査当局は、この女性から話を聞くことにしている。

アンドリューさんは、盗難にあった当時はサンタアナに住んでいたが、その後ネバダ州に移っていた。当局から知らせを受けたアンドリューさんは早速ウエストロサンゼルスに駆けつけ、27年ぶりに愛車と対面した。アンドリューさんによると、車はフロントバンパー以外はすべて新しいものに取り換えられていたという。
（TechinsightJapan編集部　あきながまさこ）