赤ちゃんポストに託された女児、扉を開けた消防士が“運命”を感じて養子に(米…
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カリフォルニアでは11月2日の住民投票で、嗜好品としてのマリファナ合法化案が否決されている。そんな中、メキシコとの国境近くのサンディエゴのオタイー・メサで、メキシコから麻薬を密輸する際に使われたとみられるトンネルが、相次いで発見された。
今回連邦当局が摘発したトンネルはメキシコのティファナまで続いていて、合計で50トン近いマリファナが押収されている。今回の摘発を受け、合法化賛成派は「いくら摘発しても次々と同じような密輸トンネルが作られ、麻薬取り締まりの予算をドブに捨てるような物。合法化に伴う歳入をヘロインやコカインの中毒患者への薬物治療プログラムに割り当てた方が合理的」と主張。一方反対派は、「麻薬取り締まりにかかる費用は、健全で安全な社会を築くための投資だ」と反論しているという。
痛み止めなどの医療目的でのマリファナ使用は1996年に合法化されていて、今では21歳以上で処方箋さえあれば、偏頭痛や不眠など他者から証明が難しい症状を訴えても、簡単に購入することができる。合法化のメリットとしては200億ドルの財政赤字の今、マリファナ合法化に伴う売上税などで年間14億ドルの税収をもたらすと試算されていることが上げられ、合法化によって青少年の間で神格化されないため、ドラッグ蔓延防止にもなると考えられている。
(TechinsightJapan編集部 CHIKAKO)