英国の財政悪化により王室費の削減が深刻な課題である今、ウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの来春の結婚式は、そう派手なものにはならないと予想されている。当の王子たちも、王室と庶民の間にある壁を取り払おうと一生懸命、抽選で一般人をその式に招きたいと考えているそうだ。

バッキンガム宮殿は住まいの場所であり、公式な宮殿は実はこちら、というのがロンドンにあるセント・ジェームズ宮殿。ここから英大衆紙「Sun」に漏れ出たのが、王子とミドルトンさんが “英国の一般市民100名を抽選で式に招きたい” という意思を示し、承認に向かっているという情報である。

挙式は、お伝えした通りウェストミンスター寺院で行われることが決定しているが、バッキンガム宮殿での開催が予想されているのが豪華レセプション。そこに一般人を招き、広く市民とも喜びを分かち合いたいというのだ。

厳正な抽選でフェアに選んで欲しいと王子たちは願っているらしいが、何しろ国の内外から集まる要人やトップ・セレブが揃い踏みする場である。犯罪歴のある人や、アナーキストが選ばれることが好ましいとは思えない。作為的に選び出した無難な1000名の中から、公平な抽選で100名に絞るのでは？
（TechinsightJapan編集部　Joy横手）