あの「幻のリニア車両」も一般公開される。

東京都交通局は来月4日、馬込車両検修場にて「都営地下鉄開業50周年記念フェスタ in 浅草線」を開催する。

これは都営地下鉄の開業50周年を記念し開催されるもの。都営地下鉄は、昭和35年12月4日に現在の浅草線にあたる浅草橋－押上間を開業した。以来半世紀にわたり、浅草線をはじめ三田線、新宿線、さらには大江戸線と次々に地下鉄が開通され、多くの都民の通勤通学や観光の足として親しまれている。

今回の記念イベントは、開業50周年の記念セレモニーをおこなったのち、車両撮影会や馬込工場の見学などを一般公開する。また、都営交通をはじめ、乗り入れする京成電鉄や北総鉄道、京王電鉄、東急電鉄、京浜急行などのブースが出展され、各社のグッズ販売などが行われる。

さらに、50周年を記念した鉄道クイズ大会も実施されるほか、普段は近くで見ることができない、架線検測車などの保守車両や、都営12号線（現・大江戸線）の試作車両である「幻のモーターカー」も展示される予定だ。

冒頭のセレモニーにはお笑いコンビ・中川家と鉄ドル（＝鉄道好きのアイドル）として知られる木村裕子も駆けつける。

「都営地下鉄開業50周年記念フェスタ in 浅草線」は12月4日（土）の朝10時より馬込車両検修場（浅草線・西馬込駅が最寄り）にて開催され、入場は無料。一部の撮影会やイベントは事前の予約が必要となる。
（TechinsightJapan編集部　鈴木亮介）