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単一の文書に関する文字列検索であれば、高機能エディター搭載の検索機能で対処できるが、複数のテキスト文書、マイクロソフト・オフィス文書などを一括検索するとなると、検索時間がかかってイライラすることが多い。
しかし、今回紹介するFileDiverを使えば、複数文書の複数行にわたって高速検索が可能となる。
Windows7の検索機能を使うと、メールや各種ファイルまで対象とするため、文書だけを対象とした検索を行いたい場合は不向きである。
ところが、FileDiverを使えば「テキスト文書」「マイクロソフト・オフィス文書」及びそれらが格納されている圧縮ファイルを対象にして検索できる。
また、上図のように検索キーワードがヒットした行ごとに表示されるので、どこでどの程度対象となっているかが一覧できる。
インターフェースは極めてシンプルに設計されており、迷うことなく使うことができる。
検索実行のことを「Dive」と表記しているが、これは複数文書対象検索という意味で使われている。
「あの文書どこにあったっけ」と思ったら、Windowsの検索機能を使う前に、まず本ソフトで検索をかけてみると良いだろう。
ほぼ一瞬で、該当文書を探してくれる。
なお、アーカイブファイルを対象とした検索を行うためには、対応したDLLをインストールしておく必要がある。
使い方としては、自分が慣れ親しんでいるエディターとセットにして利用するのが良いだろう。
起動させたいエディターを指定できるので、検索結果をクリックしてただちにエディターを起動して編集ができる。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)