「キスもされたことは一度もない」という台詞で知られるセレブはスーザン・ボイル。その彼女にも、実はかつてボーイフレンドがいたことが明らかになった。スーザンが人生で初めての彼氏と出会ったのは、彼女が20代後半の時。しかし残念なことに、スーザンは父親によって彼氏と別れさせられてしまった。

「ジョンだけは優しかった。」

スーザン・ボイルは、昔の甘い思い出を振り返る。相手の名前はジョン。彼女は、自伝「ザ・ウーマン・アイ・ワズ・ボーン・トゥー・ビー」の中で、過去の思い出を明らかにした。

スーザンがジョンと知り合ったのは、結婚式でのこと。それまで男性のことを怖がっていた彼女には、ボーイフレンドをつくることは困難なものであった。しかしそんなスーザンにとって、優しいジョンの存在は、特別なものになったようだ。それから、およそ7週間にわたり、2人の交際は続くこととなる。

そんな彼女とジョンの交際は、実に「健全」なものであった。

「手をつないでキスをするだけだったわ。」

このように語るスーザン。どうやら彼女の言うように「キスもされたことは一度もない」というわけではなかったようだ。しかしスーザンは、「それ以上の関係に進む」ことはなかったと語っている。ところが、そんな2人の関係にも、思わぬところから邪魔が入ることになる。

スーザンとジョンの関係に横槍を入れてきたのは、彼女の父親だった。ある日、スーザンに電話を掛けてきたジョン。しかし電話に出たスーザンの父親は、娘と別れるようジョンに迫ったという。

「うちの娘は、お前ともう話などしたくない。」

この時、スーザンは30歳になろうとしていた。いくつになっても父親にとって、よその男が娘に手を出すのは、気に入らないものなのだろう。

こうして父親によって、スーザンはジョンと別れさせられてしまった。以後、スーザンが男性と縁がないのはご存知の通りである。

さて、今年は49歳になるスーザン・ボイル。2010年も残すところ3か月足らずだが、果たして理想の王子様と知り合うことができるだろうか？
（TechinsightJapan編集部 クローン中山）