ニューヨークで20日、ジーグフェルド・シアターにて『Wall Street: Money Never Sleeps(原題)』プレミア上映会が開催された。そこにはガン闘病中の俳優マイケル・ダグラスも登場、ゴージャスな妻キャサリン・ゼタ・ジョーンズ(40)とともに、元気な笑顔を見せてくれた。
まもなく66歳の誕生日を迎えるダグラス。少し前にはトーク番組『レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン』に出演し、ステージ4という進行した喉頭ガンのため、抗がん剤と放射線による治療を8週間受けると告白した。
共演者や関係者らと和やかに会話するダグラスの笑顔は、いつも通りの穏やかさ。ただしメディアのインタビューは拒否、若干痩せてしまったような感じも見受けられる。
実は、スイスの「チューリッヒ映画祭」で “ゴールデン・アイコン賞” に決まったダグラスだが、これは親友である俳優ダニー・デヴィートに代理の受賞を依頼、大西洋を越えてもらうようだ。とにかくガン治療が最優先、無理は絶対に禁物であろう。
ところで妻のゼタ・ジョーンズは、ダグラスの健康管理をお願いしていた主治医がガンを見落とし、さらにステージ4まで進行していたことに大きなショックを受けたとして、少し前に英紙にその怒りをぶつけている。
この笑顔の陰で夫妻は今、大きな困難を乗り越えようと必死であろう。どうか無事ガンを克服し、名サスペンス俳優として今後もたくさんのドラマを作り続けて頂きたいと心から思う。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)