現在の「ローマ法王」と言えば、ベネディクト16世。思ったことをどんどん口にしてしまう性格で知られ、83歳ながらなかなかのハンサムで、ファッションはブランド品で固めるオシャレ好き。そんな法王に会えると知って、感激のあまり失神したのがあのスーザン・ボイル(49)であった。
15日、グラスゴーにある野外ステージ「Bellahouston Park」で、「グラスゴー・セント・メリー大聖堂」の司教補佐、ピーター・スミスさんがボイルに近づき、“明日にはPOPE(ローマ法王)と会えますよ。バックステージでお話もどうぞ” と告げた。
16日のコンサートに向けてのリハーサルを済ませた所で、あまりにも予期せぬことを言われたボイル。敬虔なカトリック信者である彼女は、顔を紅潮させたかと思うとその場に崩れ、スミスさんが慌てて抱きかかえたそうだ。
近くのゴルフ・バギーまで行き、そこに座らせて水を差し出すとようやく我に返ったボイル。「まるで “年寄りの冷や水”、ぶっタマげるようなことを言わないでよ。それにしても、なんとファンタスティックな…! 明日は最善を尽くして頑張るわ」と語り、感激は高まるばかりであったそうだ。
さて、16日のバックステージでは、法王とどんな会話が繰り広げられたのであろうか。ひょっとして、“バチカン市国に招待します。サン・ピエトロ大聖堂で歌って下さい” なんて? 彼女は今、のぼせやほてりが出やすい更年期にある。興奮させるのもほどほどに…。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)