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高性能デジタルオーディオレコーダー“Media Keg”「MGR-E8」発売 ケンウッド

会議の録音なら通常のボイスレコーダーでも要は足りるが、鉄道マニアの「録り鉄」さんや、アウトドア志向のバードウォッチャーさん、そしてミュージシャンのライブ/生音記録などにおいては、臨場感の記録が最重視される。

そんなユーザーのニーズを満たす高性能デジタルオーディオレコーダー“Media Keg”「MGR-E8」がケンウッドから発売される。

今回発売される「MGR-E8」は、繊細な音や空気感といったニュアンスまでも収録可能とした高い録音性能、原音に忠実な再生性能を実現し、様々な使い方に対応できるデジタルオーディオレコーダーである。

録音性能の実現のため、無指向性のLch/Rchマイクと単一指向性のセンターマイクの計3つの高性能マイクを搭載。

特にセンターマイクにはCDの収録音域の2倍の40kHzまで集音可能な高性能マイクを新たに搭載し、演奏会場の臨場感や、声や楽器の細かなニュアンスまで録音可能となった。

録音する音量が大きなバンド演奏などでは「Low」、録音する音量が小さな野鳥の声などでは「High」など、シーンに合わせてマイク感度の設定が可能だ。

また、録音レベルはロータリーエンコーダーで細かな調整が可能なマニュアルと、音の大きさを一定に保つオートを設定可能。最適な録音コンディションを実現する。

マイク録音モードは3つの高性能マイクを駆使し、自然なステレオ音場の中でセンター成分の集音性を高めた「ステレオ3マイク録音」、左右に広がりがありステレオ感に優れた「ステレオ2マイク録音」、録りたい音をピンポイントで録音できる「モノラル録音」の3種類から選択可能である。

録音フォーマットは、CDの音質を超える96kHz/24bit リニアPCM録音に対応している。

発売は2010年9月中旬。価格はオープンとなっている。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)