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【パソコン快適活用術】優先トレイの活用でGmail最強アカウントへの道のり

先日ベータ版が提供されたGmailの「優先トレイ」機能は、特定の条件(フィルタ)に適合するメールだけを最優先で閲覧できるというものだ。設定条件だけではなく、手動で優先トレイ送りにしたメールも徐々に学習して鍛えられていくのだが、これによってメールの優先順位の付け方と振り分け方が複雑になった感があるので、最新のGmail振り分けポリシーというものを考察してみたい。

Gmailは以前から強力な迷惑メール排除機能とフィルタリング機能を持ち、鍛え方によってどんどん便利に成長していくが、鍛えなければそれほど便利にはならない。まさにユーザーとともに成長していくメールなのである。

ここで、記者は次のようなメール振り分けポリシーを設定してみたので紹介したい。

(1)優先トレイに振り分けるもの
・会社からのメール(ドメイン名をキーワードでフィルタリングし、重要マークを付けるとともに「会社」というラベルを付ける)
・mixiメッセからの転送メール(ドメイン名キーワードにしてフィルタリングし、重要マークを付ける)
・その他友人からのメール(個別に優先トレイに移動させて学習)

(2)従来からの受信トレイに振り分けるもの
・自分のブログのコメント通知
・ショッピングサイトからのダイレクトメール(特に興味のあるサイトからのメールにはフィルタリングし、スターを付ける)
・初めて受けとるメールで、迷惑メールフォルダ送りにならなかったもの)
・Twitterのフォロー通知

(3)迷惑フォルダに送るもの
・Gmail自身が強制的に迷惑メールと判定したもの
・かつて興味があったが、今は不要になったダイレクトメールで配信停止するまでもないもの
・Gmailの迷惑メールフィルタをすりぬけてきた迷惑メール

こういったポリシーを実際に運用しながら、不都合があれば改善していくことで、最強のメールアカウントが完成するであろう。
(TechinsightJapan編集部 真田裕一)