こんにちは 占い鑑定士の飛鳥 銘です。
相変わらず、結婚に関して重視されるのは、男性に対しては年収または職業的安定性で、女性に対しては「家庭的であること」のようです。
要するに、男性も女性も「安心」を欲しがっているのだと言ってもよいでしょう。
男性サイドは相変わらず、女性が年収重視で男性を選んでいることに対してブーイングが多いですが、妊娠出産及び育児にかかる費用を考えれば、ある程度の年収を肩代わりしてもらわないと、生計が立たないという現実があります。
独身男性はもう少しこの辺のことに対してセンシティブになるべきだと思われます。
一方、女性が男性に対して与えてあげられる「安心」は何かというと、古めかしく漢字談義を持ち出せば、「女性がきちんと家にいること」に尽きるでしょう。
安心の「安」という字を分解すれば、文字通り「女性が家にいる」状態を指します。
とは言っても、実際に朝から晩まで家にいるとか、働いてはいけないという意味ではなく、どこにいてもきちんと家を守っている状態を指します。
要するに「家庭の守護神」のような存在として家に存在してくれれば、安心だということです。
結婚というものを、お互いに「安心」を与え合うことだと考えれば、昔も今も「家庭的であること」は女性にとっての最大の婚活武器であると言えましょう。
女性解放に熱心な方は異を唱えるかもしれませんが、その方面の方たちが熱心に推進している「夫婦別姓」の漢字を分解してみます。
姓という字は、分解すると「女が生きる」という意味になります。女性が生きる上で名乗る苗字が「姓」なので、「夫婦別姓」という四文字熟語は、「夫と妻が別れて女が生きる」ということになります。
要するに「女性自立」の象徴的な制度を目指していると言ってもよいでしょう。
「夫婦別姓」という言葉自体が結婚そのもののメタな意味を問い直していることになりますから、法律でわざわざ決めなくても「事実婚」または「女性が戸籍筆頭主として女性の苗字を名乗る」ことで間に合うと思われます。
もちろん、自ら望んだシングルライフまたはシングルマザーライフでも良いわけです。
そこに「安心」が存在するかどうかは、社会のあり方の問題としてじっくり考えてみる必要があるでしょう。
どうぞ皆さま、ステキな週末をお過ごしください。
(TechinsightJapan編集部 飛鳥 銘)