赤ちゃんを産んだ不倫相手のロシア人ミュージシャン、オクサナ・グリゴリエヴァとは、DV事件を巡っていよいよ裁判で全面対決という俳優のメル・ギブソン(54)。15日には、自損事故を起こしていたようだ。
事故は現地時間の15日夜8時半ごろ、マリブの海沿いを走るパシフィック・コースト・ハイウェイから、101号線に向かって北上するマリブ・キャニオン・ロードで起きた。2008年製マセラティを運転していたギブソンはそのハンドル操作を誤り、右側方向にはみ出して行った車は側面を岩にぶつけて止まり、牽引車によって現場から撤去された。彼にケガなどはない。
カリフォルニア州ハイウェイ・パトロール隊の広報担当官リーランド・タング氏は、「駆け付けたパトロール隊員が彼に携帯電話の使用を尋ねましたが、ノーという返事でした。薬物使用についてはイエスともノーともハッキリ答えず、ギブソンは “車が勝手に走行車線からはみ出して行った” と繰り返し主張したそうです」と語り、DUI容疑は晴れ、ハンドル操作ミスによる軽微な自損事故として処理されたと発表した。
勝ち目のない裁判。連日のように自分を追いかけ回すメディアの群れ。精神的にかなり参っている今のギブソンである。“つい考え事をしていた” でよいのでは?「勝手に車が傾いて行った、ワカラン!」では、車に何か悪質な手を加えられた “陰謀説” ということにもなってしまうではないか。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)